第114回日本皮膚科学会総会

久しぶりの更新になってしまいました。
定期的にセミナーなどは参加していたのですがあまり新しい話題がなかったのと、5月に2回も風邪をひいてしまったりと色々あって2か月ぶりです・・・
特に今回の風邪は咳がひどくて大変でした。まともに声が出せなくて患者さんにもご迷惑をおかけしてしまいました。私の周りでも咳のひどい風邪が流行っているようなので皆さんご注意ください。

さて、先週末は横浜で開催された第114回日本皮膚科学会総会に参加してきました。
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金曜日から3日間開催されたのですが、土曜の午前中も診療があったため残念ながら一部しか参加できなかったものの、年に1回の一番大きな規模の学会なので非常に勉強になりました。
これからの治療にすぐにでも役立つ情報やテクニックもたくさん学んできました。

学会場では広い企業展示ブースもあります。
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今回も最新のレーザー機器などが多数展示されていました。

そんな中で気になったのが2機種。
まずはサイノシュア社のピコレーザー。
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シミやタトゥーの色素を取るレーザーです。現在の主流は当院にもあるQスイッチレーザーで、パルス幅が5-10ナノ秒と短く正常組織へのダメージが少ないものですが、これはなんと750ピコ秒と約1/10になります。ただし、パルス幅が短ければより効果が高いというわけでもないらしく、タトゥーには良いこともあるようですが普通のシミにはQスイッチレーザーで十分のようです。いずれまだ導入している施設はほとんどないためデータの蓄積が期待される機器ですね。

もう一つは同じくサイノシュア社のIcon。
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実はこれは当院にもあるパロマー社のメディラックスプラスの最新機種です。最近パロマー社がサイノシュア社に買収されてこちらで販売されているそうです。冷却機能が進化したりしているとはいえ今のメディラックスプラスをわざわざ買いかえるほどのメリットは少ないのですが、MaxGという毛細血管に効果が高いハンドピースが装着できる点が気になってます。