第368回日本皮膚科学会宮城地方会

平成26年12月6日に皮膚科学会宮城地方会に参加してきました。
画像

仙台市内の開業医の先生の発表で、全国的に増加している梅毒の報告がありました。比較的短期間に4人も経験したそうです。実は当院でも昨年ころ数名おりましたが、統計的にも昨年から一気に報告が増えているようです。
やはりほとんどが男性の同性愛者や性風俗従業員いわゆるCSW(コマーシャルセックスワーカー)の方たち、もしくはCSWからの感染です。性風俗店から感染した男性から妻に感染するという例もあるようです。
梅毒は昔のように直接命にかかわる病気ではなくなってきたものの、特に男性同性愛者の場合はHIVの同時感染が多いため気をつけなくてはなりません。また数年前ですが、仙台市内の風俗店員のHIV報告も聞いたことがあります。もう大都会だけの問題ではありませんね。

それから特別講演では尋常性乾癬の最新の研究や治療について勉強してきました。乾癬の治療は生物学的製剤の適応によってどんどん進歩しています。アトピーなどの慢性皮膚炎ももっと新しい治療が開発されると良いですね。